本山新茶 東頭 2025 Honyama Tobetto 2025

芸術品のように風味を極めた静岡茶の最高峰。

標高800mの茶園にて山霧が育んだ極上煎茶。若々しい生命力とコク、キレのある香気が調和。

【お茶の情報】
品種：やぶきた、大棟（おおむね）
※大棟はやぶきた実生からの選別品種。大正初期、静岡県安倍郡清沢村の篤農家・大棟藤吉氏が、在来茶園から選抜し「大棟(おおむね)」と命名した。品種登録はされていない。
茶葉：一芯二葉
水色：透明感のある黄色
風味：低めの温度（75度）でいれると甘みやまろやかさが楽しめ、温度を上げるとうまみや力強さが立ち現れる。
仕上げ：浅蒸し

【東頭（とうべっとう）について】
東頭は、静岡市を流れる安倍川水系西河内川の流域、静岡市葵区横沢（通称：本山玉川地区）に位置する茶園です。
天才茶師と謳われた故築地勝美氏が約40年前に開墾、標高800mは静岡茶の栽培限界点です。
現在は、築地氏の甥にあたる小杉佳輝氏が生産を引き継いでいます。
寒暖の差が大きく、冬には雪が積もるほどの過酷な自然条件が、香り高いお茶を育んでいます。
毎年5月中旬、良く伸びた一芯二葉をすべて手摘みで摘採、蒸し時間わずか6秒という短時間で確実に殺青する技術により、葉そのものが持つ生き生きとした香り・爽やかな味わいのお茶に仕上がります。
一年一作（一番茶のみの生産）という贅沢なお茶です。