ルピシアだより 2014年8月号
この特集は、ルピシアだより2014年8月号に掲載した内容です。ルピシアだよりとは?
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赤い藪(やぶ)の奇跡ルイボス

赤い藪(やぶ)の奇跡 ルイボス 赤い藪(やぶ)の奇跡 ルイボス

最近、ヘルシーなハーブティーとして人気を集める「ルイボス」。今回は、古くから飲まれ続けてきた奇跡のお茶の魅力を、とことんクローズアップします!

ヘルシー飲料の中でも注目株のルイボス

皆さんは「ルイボス」というお茶を知っていますか?「健康によさそう」というイメージはあっても、よく知らない方も多いのではないでしょうか。

近頃ではカフェのメニューやスーパーの店頭など、様々なところで見かけるようになったルイボス。もとは南アフリカで古くから飲み継がれてきたハーブティーです。日本には1980年代に紹介され、当時から健康に関心のある人々の注目を集めていました。

昨年の消費者動向調査(※日本政策金融公庫調べ)によると近年日本人の食に対する健康志向はますます上昇。無糖やノンカロリーなど、飲みものにも当たり前にヘルシーさが求められるようになりました。

その中でも幅広い世代から支持されているルイボス。ルピシアでも年々ラインアップを充実させ、ファンの要望にお応えしています。

南アフリカの奇跡のハーブティー

カップに注がれた赤いお茶の色を見て、ルイボスを紅茶の仲間だと思う方もいらっしゃるかもしれません。

実はルイボスは「茶」ではありません。ツバキ科の植物から作られる紅茶や日本茶、烏龍茶とは違い、ルイボスはマメ科の植物。南アフリカの街、ケープタウンの北に広がるセダルバーグ山脈の高原地帯に古くから自生していた植物なのです。

南アフリカの先住民は、このルイボスの葉を天日で発酵・乾燥させ、「不老長寿の飲みもの」として日常的に愛飲していたそう。1650年代には、オランダやイギリスから移住してきた移民も紅茶代わりにルイボスを楽しむようになりました。落葉時に葉が赤褐色になることからオランダ語で「赤い(rooi)藪(bos)」と名付けられたと言われています。その後、ルイボスはヨーロッパを中心に世界中に広まっていきました。

現在の南アフリカでもルイボスは、大変ポピュラーな飲みもの。レストランのメニューにも必ず並び、家庭にも常備されています。ミルクとお砂糖を入れるのが一般的ですが、これは入植時に欧州から持ち込まれた紅茶文化がそのまま引き継がれたという歴史的な経緯があるからでしょう。

過酷な環境が生んだヘルシーパワー

先住民が経験的に知り、また現代では科学的にも認められるルイボスのヘルシーパワー。その秘密は、ルイボスの育つ環境にあります。

海抜450メートル以上の高原地帯、セダルバーグ山脈の中腹は、年間380〜650ミリしか雨が降らず、しかも昼と夜の気温差が30℃以上にもなるという大変過酷な土地。このような環境で育つルイボスの根は、高さ1〜1.5メートルほどの茎に対して、なんと4〜10メートルにもなります。古代の海底が隆起したと言われる大地に長い根を深々と下ろし、土中の水分やミネラルなどの栄養分を吸い上げているのです。

また、ルイボスは厳しい環境で生き延びるための成分を自ら作り出し、蓄える力があります。これがいわゆる抗酸化成分と呼ばれるもの。皆さんもポリフェノールやフラボノイドといった言葉を耳にしたことがあるかもしれません。この成分が「錆びない力」として人間にも有効に作用するのです。

ルイボスは、現在のところ、このセダルバーグ山脈でしか栽培に成功していない希少な植物。自然のままの方法──無農薬の「乾地農法」でたくましく育てられたルイボスは、天日乾燥したのち、蒸気殺菌・熱風乾燥を経てお茶に生まれ変わり、世界中に届けられています。

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家族三世代の元気を応援

育ち盛りのお子さまや、忙しいお父さんお母さん、
いつも活動的なおじいちゃんおばあちゃんに。
ルイボスが家族みんなの健やかな毎日をサポートします。

活性酸素とは

人間は、日々呼吸をし、体内に空気中の酸素を取り入れなければ生きていけません。ところが、体内に取り入れた酸素の中には突然「悪者」に変わってしまうものも。活性酸素と呼ばれるこの物質、本来は体内の細菌やウイルスを退治してくれる頼もしい存在。でも、増えすぎると若々しさを妨げる原因になってしまうのです。元々、人間には活性酸素をやっつける酵素が備わっているのですが、この酵素は年齢とともに減少してしまいます。

ルイボスで毎日いきいき

増えすぎた活性酸素との戦いに心強い味方となるのがルイボス。フラボノイドを含み、若々しさを保つ力があるからです。この力は紅茶などにもあるのですが、ルイボスはノンカフェインなので、カフェインを気にせずごくごく飲めるのがポイント。お子さまや妊娠・授乳中などでカフェインを控えている方も安心してたっぷり飲むことができます。もちろん夜に飲んでも、眠れなくなる心配はありません。

家族みんなの健康維持のために、ルイボスを暮らしに取り入れてみませんか?

ルイボスの魅力を聞いてみました

実際に飲んでみた人のイメージや感想は?
スタッフが実践する、とっておきの楽しみ方もご紹介。

飲めば飲むほどハマる!?
飲みやすいハーブティー

5月、おたより編集部はお客様にアンケートを実施しました。1000件を超える回答のうち、「ルイボスを飲んだことがある」という回答は約8割。「健康・美容にいい」「さっぱりした後味で飲みやすい」という印象の方が多いよう。「清涼感があるので麦茶代わり」という方もいれば、「香りがついていると紅茶のようでさらに飲みやすい」という回答も。麦茶感覚とフレーバード紅茶感覚のふた通り楽しめるのも、ルピシアのルイボスの魅力と言えそうです。「飲みやすいので飲み続けるうちにハマった」という声も多数いただきました。

スタッフおすすめのルイボスの楽しみ方

健康や美容にいいと知ってはいても、毎日の暮らしに取り入れて楽しむ方法についてはまだまだ「?」の方も多いのでは?そこで、ルイボスファンの店舗スタッフの楽しみ方をいくつかご紹介します。

プレーンなルイボスで...
アレンジするなら...
こんなときにも...
  • 身支度しながらレンジ弱でオーガニック ルイボス ナチュラルを10分煮出し、冷まして水筒に。職場に持参しています。

    (イオンモール東員店)

  • 疲れていたり日差しの強い日は、ラビアンローズにローズヒップをちょい足し。お肌が元気になりますよ。

    (小田原ショップ)

  • お酒が飲めないときはキャラメル&ラムを。ほんのりラムの香りでお酒気分に。

    (仙台泉店)

バラエティ豊かなルイボスティー