九州のお茶どころ福岡・八女の希少な抹茶。
芳醇な香りと独特のうまみ、甘い余韻が特徴の品種「ごこう」で作られた、八女産の希少な抹茶。深く濃度のある水色も印象的です。
八女抹茶 ごこう 石臼挽き は、九州・福岡のお茶どころ八女産のごこうという品種の一番茶を使用しています。
被覆に強いため、特に玉露、抹茶に向いています。
ごこうは葉肉が厚いので、早めに被覆して葉を柔らかいまま成長させて摘採に至るまでの育成が難しく、長年培われた生産者の技術が必要であり、
八女茶の中でも生産者が限られていることから、八女の抹茶の中でも特に希少価値が高い品種と言えます。
また、香りが特徴的で玉露になる期間(20日以上)まで被せることにより、芳醇な独特の香りや深い味わいを際立たせています。
【産地・農園特定の抹茶について】
近年、製菓用や輸出用の比較的価格の安い抹茶が生産量を伸ばしていますが、長い伝統を誇る手摘み・石臼挽きの上級抹茶を丁寧に茶筅で立てていただく満足感は何物にも代えがたいものがあります。
手間暇かけた覆い下栽培(※)と肥培管理、一つ一つ丁寧に手摘みされた葉を石臼で時間をかけて挽いたその風味は、香りが圧倒的に甘く濃厚で味わいには長い余韻と奥行きがあり、たった一杯でこんなにも満ち足りるお茶は世界でも類を見ません。
機械で粉砕した抹茶や、日本以外の国で作られたものとは風味に明確な違いがあり、その上質な風味がニューヨークなど海外でも認識され、ブームを巻き起こしつつあります。
【覆い下栽培】日射光を遮って新芽を生育させる栽培法。
藁や葭簀(よしず)、寒冷紗(多くは黒い化繊)を使用して、玉露や碾茶(てんちゃ・粉砕前の抹茶)の場合は最終遮光度95-98%で約20日間、一番茶のかぶせ茶の場合は60-75%で7-10日間程度長期に渡って日光を遮って栽培する方法。被覆だけでなく、一般の茶園管理・肥培条件等も煎茶用の茶園よりはるかに入念に行われることが多い。