「あ、おいしい!すごくいい香りね。これ、何のお茶なの?」白桃烏龍 極品を初めて飲んだお客様は開口一番、こんな風に驚きの声をあげる方がほとんど。烏龍茶だと知ると、さらにびっくりする方も多いようです。果汁のしたたる柔らかな果肉にかぶりついたかのような、とろりと甘くみずみずしい桃の香り。その鮮烈な印象を追いかけるように喉を駆け下りてゆく、烏龍茶の爽やかで透明感のある味わい。飲んだあとに包み込まれる心地よい余韻──;。上品かつ親しみやすい風味で、白桃烏龍 極品は2001年の発売以来、多くのお客様の支持を集めてきました。今ではルピシアの顔と言っても過言ではありません。近年では、台湾を始め、アメリカ、フランス、シンガポールなど各国のルピシアでも人気ナンバーワン。世界中の人々を魅了し続けています。
白桃烏龍 極品を好きな理由としてよくあがるのが、「香りが華やかなのに、お茶の味もしっかり感じられるから」という点。そう、まさに烏龍茶の上質さこそがおいしさの要なのです。白桃烏龍 極品に使用される「文山包種(ぶんざんほうしゅ)」は、台湾の文山地域、坪林(ピンリン)区で作られている歴史的にも名高い銘茶。このお茶の渋みのないすっきりとした味わい、なめらかな口当たりが、白桃烏龍 極品特有のすうっと染み込むような喉越しの理由。また、文山包種の持つほのかな甘みや清らかな花香と、白桃の気品ある香りとの絶妙な一体感が、桃源郷もかくやと思わせるような幸せな余韻を生み出しているのです。文山包種と聞いて思い浮かべるのは、翡翠色の美しい茶葉、淡く緑がかった黄色の澄んだ水色。ほのかな甘みを感じさせる、なめらかで透明感のある味わい。そして何と言っても、そのかぐわしい「香り」でしょう。そもそも烏龍茶は香り豊かなお茶として知られ、製茶方法もこの独特の香気を引き出すことに特化して発展してきました。摘んだお茶の葉を放置しておくと、酸化発酵によって、次第に芳香を放ち始めます。この発酵を促すために茶葉を揺すり、絶妙なタイミングで加熱して発酵を止めるなど、さまざまな工夫を凝らしているのです。文山包種は、台湾烏龍茶のなかでも発酵の度合いがもっとも低いため、その味わいは発酵させずに作る日本の緑茶にも似ています。また、花を思わせる清らかな香りも大きな特徴のひとつです。
2000年夏、ルピシアの前身レピシエは、東洋のお茶の専門店「緑碧茶園」を立ち上げようとしていました。「新しいブランドの“顔”になる、プレミアムなお茶を」というコンセプトで緑茶や烏龍茶ベースのフレーバードティーを開発するため、ありとあらゆる緑茶・烏龍茶と香りの組み合わせを試作。試行錯誤のうえ辿りついたのが、銘茶の誉れ高い台湾烏龍茶「文山包種」と、「白桃」の香りの組み合わせだったのです。文山包種と白桃のみずみずしい香りが出会ったとき、これまでにないフレーバードティーが産声をあげました。お茶本来の風味を生かしつつ、みずみずしく甘い白桃の香りと、文山包種の青く華やかな余韻が重なり合う「白桃烏龍 極品」は、今や日本だけでなく、海外のルピシアのお店でも大人気。烏龍茶の本場、台湾でも多くの人に愛されています。
日本のファンの皆さんに聞いた楽しみ方を一部ご紹介します。